楽譜の作成と印刷
Cubase 4 は、楽譜の作成や、印刷に求められる機能やツールを幅広く装備。MIDI で入力されたデータは直接楽譜へと変換され、作曲中の楽譜を手軽に作成できます。スコアエディタでは、ノート位置をずらしたり、長さを変更したりといった MIDI データに対する編集や、拍子記号または調などの設定がすべてリアルタイムに反映されます。楽譜の各シートには、五線を 32 段、1 段に対して最大 8 声部まで表示することができます。
あらかじめ用意されている何百種類ものプロフェッショナル用楽譜記号の中から必要なツールを選択するだけで、楽譜作成を開始することができます。また、洗練された MIDI Meaning 機能により、楽譜記号が MIDI パラメーターに変換され、クイック・オーディション機能で試演することも可能です。
スタッフ・プリセットは、Cubase 4 サウンドフレームとトラック・プリセットにリンクしています。これにより、どんなトラック・プリセットでも、サウンドカテゴリー情報が入っていれば最適なプリセットが自動的にトラックに割り当てられます。同様に、ユーザー定義された MIDI およびインストゥルメントのトラック・プリセットも、インストゥルメントやサウンドと共にカスタムのスタッフ設定を保存できます。
MusicXML ファイルのインポート&エクスポート
NEW 4.1
MusicXML は、音楽スコアのやりとりに使用されるデータフォーマットで、アプリケーション間での音楽スコアの共有を実現するために、多くのメーカーがサポートしています。Cubase 4.1 では、MusicXML のインポートとエクスポートの両方に対応し、マルチプラットフォーム、マルチアプリケーションの音楽スコアワークフローの中心となりました。
MIDI ファイルと比べて、MusicXML には、ノート情報のみではなく、レイアウト情報も含まれます。
Cubase 4.1 は、SmartScore、Capella-Scan、PhotoScore Professional などのアプリケーションからスキャンしたスコアを読み取ることができます。MusicXML のエクスポート機能は、Finale、 Sibelius、capella Media Producer などといった、スコアのレイアウトやパブリッシングに特化したソフトウェアへスコアを転送することができます。60 種類以上のソフトウェアが現在 MusicXML に対応しています。
Music XML の現在の概要と詳しい情報は、http://www.recordare.com/xml/software.html#NowBoth でご確認頂くことができます。