Steinberg Presents Sound Roster 2015.11.03, 11.10 放送回
【ゲストプロフィール】
3K-RAT(スリーカラット)
ラップ担当: Toss シンガー担当: Ryo
ハワイ経由足立区育ちのシンガー Ryo と、ロンドン経由多摩センター育ちのラッパー Toss のユニット「3K-RAT」(スリーカラット)、通称サンカラ。英語と日本語がナチュラルに絡み合うリリックに、Black Music をベースにあらゆるジャンルを雑食的に取り入れた Hybrid なサウンドを生み出している。2011年2月9日に 1st アルバム「Wanna fly with us?」を全国リリース。2013 年10月4日にミニアルバム、10月23日 2nd デジタルシングル「LOVE PACK」をリリース。国内海外メジャーインディーズ問わず、様々なアーティストと共演。現在は東京無礼者に所属し、渋谷を中心に主催イベント等を行っている。
公式 HP: http://3k-rat.syncl.jp/
BLOG: ameblo.jp/3k-rat/
Twitter Ryo: https://twitter.com/Ryo3k
Twitter Toss: https://twitter.com/Toss3k
【リリース情報】
2nd シングル「LOVE PACK」
2015.10.23 リリース
【放送中インタビュー内容】
- 普段、このラジオが放送されている時間(午前2時半)は何をしていますか?
[Ryo] 僕、夜食タイムですね。多分この時間はチョコレートがメインですね。
[Toss] 僕は音楽と向き合ってますね。パソコンとにらめっこしてる。
[Ryo] いや。僕も、チョコと一緒に音楽の話を。はい。チョコっと。
- お二人は海外で育たれたのでしょうか?
[Ryo] 僕は、4歳から12歳の間、ハワイにいました。一番いい場所ですよね、あそこは。
[Toss] 僕は、小学校1年生から5年生位までロンドンに住んでました。ラップ文化と全然関係なくて、影響受けた感が全くないって言う。
- 当時、海外で耳にした音楽で印象的なグループなどはありますか?
[Toss] んと、ロンドンはちょうど、Spice Girls が流行ってましたね。朝礼でガンガンかかってました。
[Ryo] 僕がラジオから聴こえていたのは、多分、Boyz Ⅱ Men と Snoop っすね。それがヒップホップだとかなんだとか、当時の僕は意識がなかったです。
- お二人が音楽を志すようになったきっかけを教えてください。
[Toss] 高校からです。音楽をちゃんとやりたいと思ってて、元々バンドが好きだったので、最初はバンドの真似事みたいなのから始まりました。Ryo とは高校で出会ったんです。
Ryo の方が歌上手くて、「歌上手い奴といるんだったら、なんか違うことやらなきゃ」って、授業中にラップ入門の本読んでました。俺はラップの「ラ」の字も知らなくって「母音ってなんだろう?」って、母音も調べました。それが始まりですね。
[Ryo] 僕も、成り行きですね。「音楽やるか」みたいな空気から、気付いたらそうなってた。
- Ryo さんは当時、影響された音楽などはありますか?
[Ryo] 音楽を聴くのはすごく好きでしたね。当時は全然違うジャンル聞いてました。高校、中学から高校に入るまで、僕普通に「ゆず」とか聞いてましたから。「ゆず」「19」とかそう言うの好きだったんで。
- 歌い上げる曲がお好きだったんですね。
[Ryo] あ、そうかもしれないですね、今言われてみれば。
[Toss] 僕らバンド組んだことあるんです。Ryo がベースで 俺がギターで、黒人の子がボーカルって言う。で、それ三ヶ月間だけやって、なんかちげ~と思って、「3K-RAT」を組んだんです。
- お二人共、フロントマンをやりたかったのでしょうか?
[Toss] そうだと思います。
[Ryo] 目立ちたがり屋。
[Toss] 多分、そうなんだと思います。
- イベント開催なども行われているとお伺いしました。オーガナイズしてみようと思ったきっかけを教えてください。
[Toss] これも結構、成り行きっちゃ、成り行きで。「誰かがやらなきゃ」で、始めたって言う。お金儲けとかって言うよりは、自分たちでやった方がより良いものが作れそうだから、自分達でやろうって言う。
[Ryo] 一番最初は、言葉悪いですけど「やらされた」って言う。
[Toss] まあ、そうですね。音楽の入り口もどっちかって言えば、先輩にやらされたって言う。
まだグループ組んでないのに、「2ヶ月後にイベント決まったから、お前ら二人でなんかやれ」って言われて。
[Ryo] 「もう歌う場所は、提供してあるから。やるから。」
[Toss] したら、先輩達、もう、やってない人ももちろんいて。俺らはまだやってるね。生き残ってます。もちろんまだがっつり続けてる人もいますよ。
- イベントはどの辺りで行われるのでしょうか?
[Toss] 僕らは渋谷の「VUENOS」が多いですね。「TOKYO BREMEN(東京無礼者)」って言うクルーを組んでるんですけど、渋谷中心に色んな色の奴らが集まったクルーなんで、その中の2組でオーガナイズする時もあれば、「TOKYO BREMEN」でやる時もあるし、俺らだけでやる時もある、みたいな感じでやってます。
- DJ とライブがそれぞれ行われるのですか?
[Ryo] 基本的に DJ は少なくてライブのショウケースのみのイベントが多いっすね。
[Toss] そこが夜と昼で、多分一番違うのかな。ライブを観に来てるお客さんが多いので、そこに「なんとか DJ タイムを食い込ませたい」って、結構やるんですけど。
[Ryo] なかなかね。
[Toss] そうっす。そういうシーンで洋楽かけるのってなかなか難しいけど逆にと思いながら試行錯誤してます。
- イベントをオーガナイズされたことで、勉強になったことや、苦労したことなどはありますか?
[Ryo] 時間っすね。ライブの尺って決まってるじゃないですか。今までずっと出てる側だったんで、あんまり気にしてなかったすけど、呼んだアーティストが、尺を守ってくれなかったってなると、ちょっとパニックになりますからね。自分でやってみて、それに気づけた部分ありますね。
[Toss] Ryo さん、結構、細かいんですよ。
[Ryo] 僕、細かいんっすね。
- Toss さんは細かくないのでしょうか?
[Ryo] これもやりたい、これもやりたいって言って、積め込みたがる。
[Toss] どっちかっていうと、ライブ直前に Ryo に怒られるって言う。
[Ryo]「お前、それやったら、押すじゃん!」みたいな。でも、見てると面白くなっちゃって、僕も止めないんです。結局、長くなっちゃうのを分かってるから(笑)
- 今後イベントをオーガナイズしてみたい方へ向けて、メッセージなどはありますか?
[Toss] ちゃんと音楽を好きな人が良いなって思います。これは、誰かをディスってるわけじゃなくて。最近は色々簡単に音楽ができるようになってきたんで、だからこそちゃんと音楽が好きで、ちゃんとやるって人がやってくれれば、俺はもう何でも良いのかなって。
[Ryo] うん。そうですね。
- 10月23日にリリースされた 2nd デジタルシングルの「LOVEPACK」についてお伺いします。この曲はどんなことについて歌ってるんでしょうか?
[Toss] ざっくり、ウェディングソングですね。ただ、ベタなウェディングソングはちょっと嫌だったんで。僕ら結構、ハッピーなバイブスが勝手に醸し出るタイプだと思ってたんで、感動的ってよりハッピーなバイブスをウェディングソングに詰め込むって言う。
[Ryo] うん。
- この曲にかける想いがあれば教えてください。
[Toss] Ryo さん、あります?
[Ryo] 「こうしたい」「したくない」で言うと、やっぱ「したい」。
[Toss] お前の話?
[Ryo] 自分も「したい」気持ちを、皆さんと共有したいなって言う。
[Toss] 大事、大事大事。
- 歌詞には「結婚したい」気持ちが詰められているんですね。
[Ryo] そうです。ほんとに、大好きな子に対して「君がすごい好きだ」って。「好き以上に好きな気持ちの曲」かな、みたいな。
[Toss] 結婚したいの?
[Ryo] 俺が結婚したい人になってますけど…。結婚したいっす。もう、今日からそう言っていきます。結婚したいっす俺。
- 10月28日にレコチョク、mu-mo 他、配信サイトでリリース中ということですね。
[Ryo] そうです。
[Toss] もうライブでも
[Ryo] やってます。
- 3K-RAT は Toss さんがラップ、Ryo さんがシンガーを担当されていますが、普段はどのように曲を作られるのですか?
[Toss] 3K-RAT は基本的に自分達が歌うところは自分達で作る。それを一緒に合わせて、ああだこうだ、摺り合わせながら作る、みたいな。俺らって結構ざっくり作る方だと思ってて、入念に作らないんで。まあ、ラップはラップ、歌は歌、で書いて合わせて良ければ、 OK って云う感じの。
[Ryo] 僕も、基本的には一緒です。なんすかね。お互いに曲でやりたいこと、結構自由にやれてると思うんで。一つのテーマに対して、トラックが一つあって、普通に家でピピっと、出来上がってるような気がしますけど。
[Toss] ピピっじゃねぇよ(笑)
[Ryo] すごくいい意味で、こだわりが無い。心地いいものが優先。
- テーマ決めは二人で行うのでしょうか?
[Ryo] テーマ決めは、そうっすね。
[Toss] ただ、書いてる途中で、「1st バース書いたら、内容変わったからよろしく」ってぶん投げて、お互いにぶん投げ合うみたいのとかは、よくやります。ラップ先行で歌乗っけてもらう時もあるし。そこも、流動的っすね、俺ら。
- テーマはどのような時に考えますか?
[Toss] 特に決まってはないけど最近だと家で夜中に漠然と全然関係ないものをネットサーフィンしてる時にこれ書きてーって、急に思うっていう(笑)
- 「世界中に有る物から何かの言葉をもらう」ということでしょうか?
[Toss] あ~、そうっすね。それは、素敵な表現ですね。つか、それに置き換えたいです、最初っから。そういう事でお願いします(笑)
[Ryo] あ~、良い、めっちゃ良い表現。
- Ryo さんは夜食にチョコレートというお話がありましたが、インスパイアされるものはありますか?
[Ryo] そうっすね。やっぱ、甘い恋愛系の曲がよく出てきちゃいますんで。
[Toss] ほんとかよ?(笑)そんなこと聞いたことねーよ、お前から提案されたこと(笑)
- オケはどなたが作られているのでしょうか?
[Toss] 今年2つ配信した曲は、「HEART-MEN」って言うグループの「サンシロウ」さんって言う方にやってもらってます。今までは、バラバラなトラックメーカーの人に色々もらって、わがままを言いながら、一緒に作ってもらっているって感じですね。
- トラックを作る時のソフトは何を使用されているのでしょうか?
[Toss] どうなんですかね。「サンシロウ」さんは… Pro Tools なのかな。
[Ryo] Tools ですね。
[Toss] はい。ですけど、僕達が今までやってきたトラックメーカーの人たちは Cubase の人がすごく多くて。
[Ryo] めちゃ多くて。
[Toss] はい。決してゴマをすってるわけじゃなくて(笑)
あと、俺らの勝手な感覚的に、 Cubase を使ってる人は、トラックかっこいい人が多いって云うイメージが漠然とあるんですよ。
[Ryo] ちょっと、ゴリってる人多いよね。
[Toss] そうっすね。
- 収録はトラックメーカーさんの家で行うのでしょうか?
[Toss] 最近は、無いっすかね。
[Ryo] レコーディング…してましたよね、最初は。
[Toss] 昔はよくやってました。
- スタジオ収録の際に、歌詞書きは二人で同時に行われるのですか?
[Toss] 俺は、大体書いていきますね。それで、その場で修正してく時が多いすかね。
- 3K-RAT のお二人から、今後のお知らせなどありましたら、おねがいします。
[Ryo] 基本的には、僕たちのホームページに全部載ってるので見て頂ければ。「3K-RAT」 と検索してもらえれば。
[Toss] よろしくお願いします。
- それでは、最後に音楽業界の未来を背負って立つ未来のシンガーにアドバイスをお願いします。
[Ryo] 先輩。お願いします。
[Toss] やっぱり、「音楽を好きになってください!」と思います。色んなことで人気は出るのかもしれないけども、「まずは、音楽で。」って自分に毎日言い聞かしてます。だから、それが大事だと思うしそれを伝えたいです。偉そうに言えないですが(笑)
- この時間は、3K-RAT さんをお迎えしました。有難うございました。
[Toss] 有難うございました。
[Ryo] 有難うございました。
【織田's クエスチョン】
- Ryo さんに質問です。Ryo さんはタイムトラベルがあったら、恐竜を見に行きたいそうですが、自分の過去に戻れるとしたら、過去の自分に何かいいたいことありますか?
[Ryo] あります。結構言いたいことあるんすけど。まず、食い過ぎるなって言ってやりたいです。一度で良いんで。痩せた状態で今の自分に出会いたいです、戻れるんなら。
- ちなみに今は何キロなんですか?
[Ryo] 僕ちょっと今…、ヒャ~~…(ピー!)って感じですね。はい。
- 100 オーバー…?
[Ryo] 有ると思います。はい。
- いいですね。
[Toss] 良くない良くない
[Ryo] 逆に
[Toss] 良くない
- (MC の)織田さんは体格が良い方が好きなんですよ。
[Ryo] あ~そうなんですか?
[Toss] へ~
[Ryo] じゃあこのままで、大丈夫そうですね。有難うございます。
【織田's クエスチョン 2】
- Toss さんにお聞きします。Toss さんは、ネガティブになって成長する「ド M」気質だとお伺いしました。そして Toss さんは、多摩センターのスペシャリストということで。
[Toss] はい、そうです、地元です。
- 多摩センターでの「おすすめデートコース」を教えていただいてよろしいですか?
[Toss] なるほど。最初のド M 必要でした?
- デートコースを最初から最後まで言わせるということで…
[Toss] ド M なりに、コーディネートするって事ですね。ド M とのつながりが…。まあ…その、まず、多摩センター駅に徒歩集合ですね。冬の多摩センターって、イルミネーションすごいんですよ。で、サンリオピューロランドがあるんで、キティちゃん押しするんですよ。キティちゃんが光ってるの見て、ちょっと、ロマンチックな空気になって、手をつなぎながら。それで、パルテノン多摩っていう施設に、階段がブワーッとスゲ~長くなってるところがあるんです(笑)。そこもライトアップされるんで、そこ歩いて抜けると、中央公園て言うのがあるんですよ。
- はい。
[Toss] そこも、池の周りがブワーッとライトアップしてるんで、そこで、ベンチに座るんですよ。真っ暗なね、人がいないようなベンチを選んで、座って。蚊に刺されながら朝を迎えるって言う。
- 公園のベンチで朝を迎えるっていうことですか?
[Toss] 公園のベンチで朝を迎えます。
- 女子と二人で、公園のベンチで朝は…(一同爆笑)
[Toss] 語り明かしちゃう感じですね。
- 風邪ひきますよ、それ。
[Toss] 大丈夫です。
- ご飯は食べずに?
[Toss] ご飯も食べないです。
[Ryo] やっすいな、もうちょっと。
[Toss] すいません、はい。もうちょっと、金かけます。
- でも、サンリオピューロランドも行きましたから、すごいお金かかってますよね。
[Toss] はい。
[Ryo] まさかのフォロー入ったよ(笑)
[Toss] 有難うございます(一同笑)
- このコースでデートしたことはあるんですか?
[Toss] 結構、何回もありますね。朝までは、端折って、それ以外はよくやってます。よくやる手口です。あと、いろいろ話したんですけど、やっぱり最初のド M の下り必要ないと思うんですけど…。
(一同笑)