Steinberg Media Technologies GmbH

Creativity First

Beim Strohhause 31
20097 Hamburg

Tel: +49 (0)40 210 35-0
Fax: +49 (0)40 210 35-300

コントロールルーム

Nuendo 4 にはソフトウェアでエミュレートしたコントロールルーム・セクションを搭載しています。マルチチャンネル・オーディオデバイスとの併用で、ハードウェアミキシングコンソールと同様にご使用頂くことができます。

  • コントロール・ルームとヘッドフォンバス
    Nuendo 4 は、完全に独立したコントロールルームとヘッドフォン・モニタリングのアウトプット・バスを搭載しています。メイン・ミックスのアウトプットに影響を及ぼすことなく、コントロールルーム専用の設定が可能です。

  • 4 つのモニターセットアップ
    ユーザー定義可能な 4 つのモニター・セットアップにより、フォールドバック・スピーカーでの試聴や、異なるモニター・システム間の切り替えが瞬時に行えます。また、サラウンド環境での便利なセンター、リア、フロントなどのソロモニター機能も装備しています。
  • 外部ソース接続用のインプット
    最大 6 系統の外部ソース(CD、DAT、MD など)を素早く選択して、スタジオ/ヘッドホン/コントロール・バスにルーティング可能です。

  • 4 系統のスタジオバス
    最大 4 系統の独立したスタジオバスを作成してサブミックスが行えます。Nuendo ミキサー内の各オーディオ、グループ、エフェクト・チャンネルにはパンとボリューム調節機能、プリフェーダー/ポストフェーダーをもったスタジオセンド機能があります。

  • トークバック機能
    トークバック回路を通してブース内のアーティストとコミュニケーションすることができます。オート DIM 機能によってフィードバックを回避します。DIM をマニュアル操作することもできます。

  • クリックバス
    クリック専用のバス搭載。メトロノーム信号をスタジオ/ヘッドホン/コントロール・バスにルーティング可能です。

  • メインミックスからスタジオバスへのキーコマンド
    単純なキーコマンドでメインミックスを各スタジオにルーティング可能。 スタジオ内の相手の希望に沿ってミックスを調節可能です。

MR シリーズとの連携でニアゼロ レイテンシーを実現

Steinberg の FireWire インターフェース MR816 CSX、MR816 X の使用により、Nuendo 4.2 でニアゼロ レイテンシーのモニター ミキシングが可能になりました。これらハードウェアは、Nuendo 4.2 の強力かつ柔軟な機能と融合し、レコーディング/モニタリング環境を劇的に進化させます。コントロール ルームで作成された一般的なモニターミックスでは、通常のオーディオ ハードウェアを用いた場合、入力信号に対しある程度のレーテンシーが発生します。MR シリーズは内蔵の DSP によってこの限界を打ち破り、Nuendo のミキシングエンジンを用いて ニアゼロ レーテンシー(限りなくゼロに近く、実質上レーテンシーを感じさせない)でのモニターミックスを実現しました。更に、内蔵 DSP エフェクトを使って EQ、コンプレッション、リバーブなどを加え、演奏者用のミックスを素早く仕上げることもできます。