nagomu tamaki talks about Cubase
第一線で活躍する、さまざまなプロフェッショナルが、Steinberg 製品について、自らのテクニックやこだわりを赤裸々に語る、Steinberg Presents "SOUND ROSTER" ビデオシリーズ。今回登場するのは、『Charisma.com』『Yun*chi』『EMERGENCY』などの楽曲制作、また『Rasmus Faber』『清木場俊介』楽曲の公式リミックスなどを手がけるクリエイター / サウンドプロデューサー / DJ『nagomu tamaki』です。
同氏が生み出す先端のエレクトロサウンドは、すべて Cubase により制作されています。いかにしてクラブフロアを湧かせるトレンドなサウンドを生み出すのか、「リズムトラック」「サイドチェーン」「シンセフレーズ」の3つのポイントにフォーカスして、tamaki 氏自らに解説していただきました。
Tip #1 打ち込み&ループを組み合わせリズムトラックを作る
tamaki 氏は、楽曲制作の要であるリズムトラックから楽曲制作を始めることが多いそうです。本章では、なかでも楽曲のグルーヴ感を左右する重要なファクターであるバスドラムについて、音色作りの段階から具体的に紹介。さらに、リズムトラックのグルーヴ感を加速させる、ループ素材の編集方法やアイデアも披露していただきました。
Tip #2 サイドチェーンを活用し楽曲にグルーヴ感を生み出す
ダンスミュージックや、エレクトロミュージックに欠かせない効果となった「サイドチェーン」機能を使ったコンプレッション効果。サイドチェーンって、実際どんな効果があるの?どうやって使ったらいいの? という皆様のために、その有効性や具体的な設定方法について、実際のトラックを試聴しながら、わかりやすく解説していただきました。
Tip #3 簡単編集でエレクトロなシンセフレーズに変化を付ける
最近の流行の COMPLEXTRO などでよく聴くことのできる「あのフレーズ」です。複雑なフレージングと音色の激しい入れ替わり、一聴すると非常に難解に聞こえます。しかし、こういったフレーズも Cubase の編集機能を活用するだけでとても簡単に作り出せるとのこと。フレーズを瞬く間に組み上げる、そのテクニックは必見です!