Steinberg 25th Anniversary Special Interview より、中西亮輔さんへのインタビューの一部をご紹介します。
中西亮輔 (編曲家/作曲家/音楽プロデューサー)
Q. 様々な DAW ソフトの選択肢がある中で、現在 Nuendo を使用される理由は何でしょうか?
Audio の処理が軽いというのが最大の理由です。具体的には、Audio 波形の拡大・縮小の表示速度も速い。速いのがやっぱり一番印象が良かったんですよね。
Q. 中西さんはプロデューサーとして2008年に、Cubase4.5 と MR816 CSX でアーティスト CHIHIRO さんの新譜レコーディング企画を行いました。そのきっかけなどを教えていただけますか?
「Cubase で全部できるか?」ということです。業界標準になってる DAW システムをリプレイスして、どこまでやれるのかっていうことに非常に興味があったんですよね。一番印象に残ってるのは、ミックスダウンが終わってでき上がった 2Mix を、スタジオで聴いた時、今まで使ってた DAW ソフトよりも「音抜けが良かった」っていうこと。Cubase の内部処理の良さが理由だと思うんですけど。鳴らしたときの、“華やかさ”っていうか。結構ショックでビックリしましたね。この方法に確信が持てました。
Q. Steinberg 社は今年で創立25周年を迎えます。何かメッセージをいただけますか?
ホント10年前から考えたら夢のようなソフトなので、これからもどんどん、夢のような機能を満載にして、良いソフトを作っていってもらえたら嬉しいです。