Nuendo 10.x アップデートによる追加機能
これらのアップデートには、以下の追加機能および改良が含まれています。
バージョン 10.3
プラグインの追加
- Padshop 2 - グラニュラー&スペクトラルシンセサイザー
- MultiTap Delay - 8つのタップを設定できるディレイ
「選択ツールを結合 (Combine Selection Tools)」モード追加
- マウスポインターがトラックの上部・下部で「オブジェクトの選択ツール」と「範囲選択ツール」に切り替わります。
チャンネル EQ 内でのスペクトラル比較
- EQ ディスプレイ内で任意の別トラックとスペクトラルカーブを比較します。
プロジェクトファイルからトラック読み込み機能の強化
- グループトラック、FX トラック、フォルダートラックの読み込みに対応しました。
セーフスタートモード
- トラブルシューティングのためサードパーティー製プラグインを読み込まずに起動します。
MixConsole チャンネルカラー機能の拡張
- 環境設定に MixConsole チャンネルへの色付けを追加しました。
サイクルモード
- 環境設定にルーラークリック時のサイクルモードオン/オフ動作無効を追加しました。
バージョン 10.2.10
イベントの透明度
- 環境設定 > イベントの表示 に "Event Opacity"(イベントの透明度)スライダーを追加しました。
バージョン 10.2
ビデオレンダリング
- プロジェクトから任意の範囲のビデオをオーディオミックスダウンを伴って書き出し可能になりました。
* 書き出しファイル形式: MP4 / H.264 コーデック、44.1〜48 kHz / 16-bit AAC オーディオ
* Windows 7 環境は非対応です。
バージョン 10.1
ARA 2 対応
- 対応するエクステンションがインストールされている場合に、以下の方法で ARA 対応拡張機能を適用可能です。
* Audio メニュー > エクステンション
* オーディオイベントのコンテクストメニュー > エクステンション
* プロジェクトウィンドウの情報ライン
キューシートの書き出し
- プロジェクトで用いられるすべての音楽要素、ナレーターのすべての VO クリップなどをまとめたキューシートを CSV や text にて作成可能になりました。
オーディオアライメント
- 位相反転機能追加