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Nuendo 8 の新機能

ゲームオーディオ、TV や映画のオーディオポストプロダクション、ADR - 映像音声に携わるプロフェッショナルのための最高のソリューション、Nuendo。

Ver.8 では、ミドルウェアとのさらなる統合からクリエイティブなサウンドデザインツール、3Dサラウンド、そしてワークフローまで、一段と磨きがかかりました。

ver.8.3 の新機能8.3 スペシャルレビュー期間限定クロスグレード

バージョンアップについて

Nuendo 8 へのバージョンアップ情報については、下記リンクをご参照ください。

詳しくはこちら

Nuendo 8.3 の新機能 – VR 対応

Nuendo 8.3 はバーチャルリアリティ (VR) オーディオ制作における画期的な進歩を遂げました。急速に高まるコンテンツの需要に応え、Ver.8.3 はプロフェッショナル DAW としてはじめて VR オーディオのオーサリングワークフローを統合。これからは別売りの VR 制作ツールを苦心して揃える必要なく、VR 制作を始めることができます。一方、Facebook 360 といった、さまざまな VST 3 VR プラグインにも対応しました。

Nuendo 8.3 内蔵の VR オーサリング機能は一般的なサラウンド制作ワークフローと近く、VR オーディオコンテンツを素早く完成できるように設計されています。- Nuendo はいよいよ、VR の可能性を解放します。

アップデートはこちらから

Ambisonics 対応

Ambisonics(アンビソニックス)は立体音響制作のための技術です。伝統的な立体音響フォーマットとは異なり、Ambisonics はチャンネルベースではなく、マルチチャンネルのエンコードされたオーディオストリームを球状の立体音響として展開することができます。

空間の再現性は次数に依存し、一次、二次、三次と表されます。Nuendo では Ver.8.2 以降、最大三次までの Ambisonics バスに対応します。

Nuendo 8.3 ではミキシングだけでなく、Ambisonics 対応のマイクを使用して直接録音することも可能になり、ライブパフォーマンスや音像の空間配置を、そのまま正確に立体音響として収録することができます。事前に作成された Ambisonics ミックスを Wave ファイルとして読み込むこともでき、さらに VST Ambisonics Panner を用いて、モノラル / ステレオ / サラウンドソースから Ambisonics ミックスを作成することも可能です。

Ambisonics でのパンニング

VST MultiPanner を用いて、モノラル / ステレオ / サラウンドチャンネルを Ambisonics バスとしてルーティングし、立体音響空間上に配置することができます。

トップビュー / リアビューはヘッドトラッキングの角度とリンク。つまりあなたが VR ディスプレイ上で正面に見るものはすべて、立体音響上もフロントとして扱うことができます。

Tutorial ビデオ(英語)

Nuendo 8.2 の新機能

Nuendo 8.2 では、オーディオエンジンからワークフローまで、アプリケーション全面において大きく進化しました。

  • Ambisonics バス対応
    VR コンテンツや 360°ビデオの需要に応え、最大三次までのアンビソニックスバスを作成可能になり、サードパーティー製の VST 3 VR オーサライジングツールに対応しました。
  • 64ビット(倍精度)浮動小数点オーディオエンジン
    サミング、ミキシング、エフェクトをこれまでの倍精度で処理することにより、サウンドのダイナミクス、解像度、透明性いずれにおいても次世代の高音質を実現します。
  • プロジェクトウィンドウの進化
    メディアセクション / メーターセクション / CR (Control Room) セクションを追加しました。
  • オートメーションカーブ
    オートメーションポイント間の制御点をドラッグするだけでオートメーションカーブを作成 / 編集。VCA フェーダーを用いる際も複数のトラックに対して簡単かつ正確にカーブを制御可能です。
  • 各種オートメーション編集の効率化
    オートメーションレーンにて範囲選択しドラッグするだけで、ポイントを追加しなくても編集可能になりました。
  • インサートスロットを倍増
    インサートスロットを各トラック16個に倍増。またインサートスロットのセパレーターの操作でダイナミックにプリ / ポストフェーダーを制御することができます。
  • メトロノーム機能の大幅な進化
    クリックのアクセントやパターンを設定できるエディターを搭載。拍子トラックに記録することで、プロジェウト中の拍子変更に応じてメトロノームを追従させることが可能です。
  • サンプラートラックの進化
    サンプラーコントロールにトラックから MIDI パートをドラッグするだけで、瞬時にレンダリングされたオーディオファイルでサンプル作業を開始できます。A/B 比較、編集履歴も装備。
  • スマートスナップ
    グリッドモードに追加された「ズームに適応」モードはプロジェクトウィンドウのズームイン / アウトに追従し、縮小時はグリッドへのスナップレベルを下げ、拡大時にはスナップレベルを上げます。
  • Vintage Compressor, Tube Compressor, Magneto の刷新
    リアルなデザインの GUI と共に操作性も向上しました。

 

ゲームオーディオ制作機能

Game Audio Connect 2

ミドルウェア Audiokinetic Wwise へのオーディオファイル転送を可能にした Game Audio Connect の導⼊により、Nuendo 7 はゲームオーディオ制作に革命をもたらしました。さらなる進化を遂げた Nuendo 8 では Game Audio Connect 2 を搭載。Nuendo で作成した楽曲のインタラクティブな要素(オーディオ、MIDI トラック、サイクルマーカー、キューマーカーなど)を音楽のセグメントとして Wwise に転送できるようになりました。さらに Nuendo プロジェクトを Wwise から直接作成できるなど、Nuendo - Wwise 間のワークフローを一段と統合。ゲームオーディオ制作を、新たな次元へと引き上げます。
* Wwise 2017 が必要です。

リストを使⽤したイベント名の変更

オーディオアセットをゲームエンジンおよびミドルウェアに実装するときは、命名規則に沿ってオーディオアセットを正しく命名することが非常に重要です。Nuendo の新しい名前変更ツールなら、関連するデータをすべて含んだ .csv ファイルおよび .txt ファイルを読み込むことで、自動的にすべてのイベントの名前を変更できるため、⾯倒な手作業は必要ありません。

ダイレクトオフラインプロセシング

Nuendo 8 ではオフライン処理機能を大幅に強化しました。使⽤頻度の高い処理やプラグインを、単⼀または複数のクリップのチェーンとして管理。これらを選択したクリップに手動または自動バックグラウンド適用することで、リアルタイムに通じる使い勝手と、CPU 負荷の軽減を両立。MixConsole でのミックス作業を、より効率化することができます。また処理履歴にも対応し、非破壊編集的な操作も可能です。

ver.8.1 - ダイレクトオフラインプロセシングの強化

  • 頻繁に使用するエフェクトおよびプロセシングをパラメーター設定と共に、お気に入り項目としてストアできます。
  • MixConsole やトラックプリセットから、ダイレクトオフラインプロセシングウィンドウにエフェクトチェーンプリセットを読み込めます。
  • 自動適用のオプションは、すでに読みこんだプロセシングやプラグインのパラメーター変更をする際、停止可能になりました。パラメーター変更を反映させる場合は適用ボタンにより手動適用可能です。
  • ダイレクトオフラインプロセシング適用時に、オーディオイベントの末端にテールとして余白を追加できるようになりました。これにより、ディレイやリバーブ使用時に自然な減衰を得ることができます。

ver.8.1 - オートアライメント

新機能オートアライメントは作業を大幅に効率化します。あるオーディオイベントのタイミングをリファレンスとして、任意の単数または複数のオーディオイベントにタイミングを適用することができます。

効果音や音楽に適したスタンダードモード、スピーチやボーカルに適したボイスモードの2モードがあります。また、より適した処理結果を得るために、サンプルエディターで異なるワープアルゴリズムを選択することができます。

オートアライメントは、ADR 時における各テイクのマッチングや、同録素材をカメラマイクの音声と揃える際などに非常に役立ちます。また、マルチマイク収録時における位相差の問題を解決する際にも有効です。

クリエイティブなサウンドデザイン

Sound Randomizer

さまざまなシチュエーションに合わせて必要になるサウンドのバリエーション。ときには数千個にもおよぶバリエーションを手動で作成するにはかなりの時間と手間を要します。新搭載の Sound Randamizer では、元になるオーディオクリップのピッチ / カラー / タイミング / インパクトという4つのパラメーターを変更するだけで、さまざまなバリエーションのサウンドを自動作成できます。貴重な時間を節約しクリエイティブな作業に集中できるための、Nuendo 8 ならではの機能です。

サンプラートラック

あらゆるオーディオをインストゥルメントのように扱える、サンプラートラックを搭載。MediaBay やプロジェクトからサンプラートラックにサンプルをドラッグした後、サンプルを半音階ずつ再生し、内蔵フィルターやコントロールを使って自在にサウンドを操作できます。また、何百ものサウンドやプリセットを備えた専⽤のサンプルライブラリー Caleidoscope も同梱しています。

充実したワークフロー

MixConsole History

ワンクリックで複数のミックスを比較したいと思ったことはありませんか? Nuendo 8 では MixConsole 内で⾏なったすべての変更が履歴として保存されるため、履歴リストからミキシングの段階を複数選択するだけでミックスを簡単に比較できます。基本的なミキサーの処理のアンドゥ / リドゥにとどまらず、どのミックスがプロジェクトに最適を、自由に試すことができます。

Lower Zone

GUI を刷新した Nuendo 8 は、アクセシビリティを一段と向上。MixConsole や各種エディター、コードパッドをプロジェクトウィンドウの下部に統合し、選択パートに対するエディターをリアルタイム表示することで数え切れないクリックと時間を節約できます。ラップトップ、マルチディスプレイのどちらにも対応するスマートな回答です。

ユーザープロファイルマネージャー

キーボードショートカットや配色など、さまざまなプログラム設定や環境設定をプロファイルとして管理し、簡単に保存や呼び出し可能です。独自にカスタマイズした Nuendo の環境を異なる設定に切り替えたり、別のスタジオにある Nuendo 8 に移⾏したりすることで、どこで作業するときも、自分専⽤にカスタマイズした Nuendo を操作できます。

ワークフローの強化

  • USB 機器のプラグ&プレイ対応 (Windows)
  • トラック作成機能の強化により、新しいトラックを追加する際に出⼒を割り当て可能
  • ルーラーの操作性を向上
  • テンポ情報の自在な形成と編集
  • 連続したオートメーションイベントを自由に移動
  • マウスを使⽤してイベントやパートをより速く複製
  • レンダリング書き出しダイアログへの素早いアクセス

安定性の強化

  • QuickTime に依存しない新たなビデオエンジンを搭載
  • 新機能 Plug-in Sentinel により起動時にプラグインをすべてスキャンし、有効なプラグインとシステムの安定性を損なう可能性のあるプラグインを検出
  • 64 ビット環境のみで実⾏することにより、最新技術の恩恵を最大限に利⽤可能

イマーシブオーディオ対応

Auro-3D / 22.2 ch 対応

パンニング
Nuendo 8 の VST MultiPanner は、Auro-3D および 22.2ch のミキシングにも使⽤できるようになりました。これにより、モノラル / ステレオ / サラウンドチャンネルをそれぞれのフォーマットとしてパンニングできます。

ダウンミックス
Nuendo 8 の MixConvert V6 では、Auro-3D および 22.2ch のミックスをアップミックスまたはダウンミックスすることができます。また Dolby Atmos 9.1 のオーディオベッドを Auro-3D のミックスに変換でき、その逆の変換も可能です。

Dolby Atmos 対応

VST MultiPanner は Dolby Atmos に対応し、9.1オーディオベッドミックス及びオブジェクトベースのミックスが可能です。 ベッドモードでは、プリミックスを制作することができます。一方オブジェクトモードでは、Dolby RMU(Dolby Rendering and Mastering Unit)と組み合わせることで、実際の Dolby Atmos 環境の 3D サラウンドミックス制作が可能です。

ベッドモードとオブジェクトモードは、プロジェクトの制作が進んだ段階でも切り替えることができ、その場合もパンニングを一からやり直す必要はありません。

* Nuendo 8.1 には、Dolby Atmos を使用したオブジェクトミックスを行う際に必要となる RMU Connector for Dolby Atmos が標準搭載されました。

新しいプラグインエフェクトとインストゥルメント

Frequency EQ

新搭載の Frequency は、プロダクションをクリエイティブに磨きあげる強力な EQ です。ピンポイントの周波数処理を突き詰めた Frequency では、全8バンドにリニアフェイズモード搭載、オートリッスン、スペクトラムディスプレイ、Mid/Side 対応に加え、周波数がどの音名に相当するかが一目瞭然な、鍵盤表示も搭載しました。

HALion Sonic SE 3

HALion Sonic 3 のサウンドクオリティーと操作性をそのままに、最も必要とされる機能だけを凝縮したマルチ音源。Steinberg 製 DAW に同梱の SE ライブラリー、HALion シリーズ用の VST Sound Instrument Set、および HALion 6 で作成したカスタムユーザーライブラリーなど、豊富なサウンドコンテンツを読み込んで再生できます。

Retrologue 2

定評ある温かく生々しいアナログサウンドはそのままに、シンセマニアにもビギナーにも眩しく進化したバーチャルアナログシンセサイザー Retrologue 2。シンセセクションには3つ目のオシレーター、ポリフォニック LFO、エンベロープを追加。そして強力なアルペジエーター、5つの新しいエフェクト、3バンドレゾネーターが音を彩ります。トラディショナルな音色から新たな組み合わせまで、そのポテンシャルを生かし切った400以上の追加プリセットも搭載。

刷新されたプラグイン

サウンドコンテンツ

Pro Sound Effects library

Nuendo 8 には、Pro Sound Effects が提供する Hybrid Library 2017 サウンドエフェクト (5.1 オーディオファイルを含む 24ビット/48kHz WAV ファイル)が約 2GB 分収録されています。ライブラリーは自由に検索でき、著作権使⽤料は無料です。

サウンドエフェクトのカテゴリーには、動物 (Animals)、緊急 (Emergency)、火 (Fire)、フォーリー (Foley)、ホラー (Horror)、生活音 (Household)、人 (Human)、衝撃音 (Impacts)、工場 (Industry)、オフィス (Office)、SF (Science fiction)、スポーツ (Sports)、テクノロジー (Technology)、乗り物 (Transportation)、戦闘 (Warfare)、水 (Water)、他多数が含まれます。

Production Grooves

今日のあらゆるスタイルの音楽をカバーする、Groove Agent 用の400以上のドラムループとプリセット。曲作りに加えたい基本的なドラムトラックから、エレクトロニカやロックなどさまざまなビートが揃っています。

音楽制作機能

Nuendo 8 には、これまで Nuendo Expansion Kit (NEK) に含まれていた Cubase の音楽制作機能のすべてが、
すぐに使⽤できる状態で搭載されています。

スコアエディター

充実した譜面作成機能により、楽曲をプロクオリティの譜面にすることができます。ドラム譜、ギタータブ、歌詞やほぼすべての楽譜記号に対応し、リードシートからオーケストラ譜まで多彩なスコアレイアウト作成が可能。Music XML のインポート&エクスポートにより、他の譜面作成ソフトとのスコアの共有も簡単に行えます。

コードトラックとコードパッド

コードトラックは、Nuendo プロジェクト単位でコード進行を集中管理できる機能です。コードトラックではさまざまなボイシング設定が行え、MIDI、そして VariAudio で解析したオーディオトラックに対してもコードボイシングやスケールを適用できます。

コードパッドはコードを鳴らしながらクリエイティブに作曲できるツールです。リアルタイムにコードやパターンをジャムし、複数のパラメーターをリモートコントロールしてコードを瞬時に切り替えましょう。コードパッドは MIDI キーボードからの演奏はもちろん、ボイシング、テンションなどもリアルタイムパラメーターを使って即興演奏可能です。

VST Expression 2

バーチャルインストゥルメントやサウンドライブラリーを主体とした制作には、膨大なコンテンツの管理が必要になると共に、大きな可能性があります。Steinberg は、3つのテクノロジーからなる VST Expression により、次世代アプローチでの制作を提示しています。

  • Expression Map: 音源が搭載する奏法表現に対応した音色変化「アーティキュレーション」を、スコア上の奏法記号とリンクさせます。
  • VST Dynamics: 強弱記号をベロシティと結び付け、キーエディター上で効率的にダイナミクスを管理できます。
  • Note Expression: MIDI コントローラーの値を MIDI ノートに直接付随させることができます。これにより、同じトラック上の別々の音に対し、別々のコントロールデータを割り当てる事も可能です。

* これらの機能には VST Expression に対応したソフトウェア音源が必要です。

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