Steinberg Media Technologies GmbH

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楽譜作成の新しいスタンダード - Dorico

Dorico は作曲者、演奏者のモチベーションを格段に高める、新時代の楽譜作成ソフトウェアです。素早い音符入力や柔軟な編集機能は快適な作編曲作業を約束し、楽理に精通した Dorico の音楽的インテリジェンスは、まるで優秀なアシスタントがついてくれるかのよう。そして手書き浄書の美しさに迫る楽譜出力は、奏者にとって読みやすく、出版社や浄書家の高度な要望にも応えます。音楽の源となる美しくプロフェッショナルな楽譜を作成するために - これからは、Dorico です。

Dorico 1.1 の新機能

待望のコード記号対応をはじめ、ピアノペダル記号、フィルタリング表示、高度なスペーシングなど大幅に機能強化しました。

主な追加機能

  • コード記号: MIDI 鍵盤およびコンピューターキーボードから素早く入力可能
  • リピート括弧: 瞬時の作成および完璧な配置が可能
  • ピアノペダル記号: 高度な技術にも対応
  • MIDI ステップ入力時の高度な音名指定: 最適な異名同音に自動修正
  • 編集操作の強化: ダイナミクス、スラー、ヘアピン、オクターブ線その他の記号を簡単にマウスで移動し、最適な位置にスナップ
  • フィルターによる選択機能の強化: 特定の種類の要素を素早く表示し選択可能
  • 譜表と音符のスペーシング: 第一線の浄書家の監修による包括的かつ正確な編集機能
  • プロジェクト管理機能の拡張: 他のプロジェクトや MusicXML ファイルから現在のプロジェクトへの読み込み、および選択範囲の書き出し (Dorico / MIDI / MusicXML / オーディオ)

Dorico 1.1 は、すべての Dorico ユーザーの皆様を対象に、ダウンロードページより無償にて提供しております。

Dorico ダウンロードページ

コード記号
ピアノペダル記号
リピート括弧
譜表と音符のスペーシング
フィルターによる選択

ワークフロー

Dorico は、さまざまな環境で楽譜作成を行う音楽家のために、使いやすいデザインを追求しています。移動の多いあなたがノートパソコンで使うときも、作業場でじっくりと複数のディスプレイを用いるときも、快適で効率のよい楽譜作成が行えます。


洗練されたインターフェース

Dorico は、音楽に集中できるシンプルですっきりとしたユーザーインターフェースを備えています。ノートパソコンで快適かつ効率的に扱えるシングルウィンドウから、複数の大型ディスプレイを活かしたマルチウィンドウまで、柔軟に切り替えることができます。ディスプレイ上にできるだけ大きく楽譜を表示したいときには、クリックまたはキーボードショートカットですべてのパネルを隠せます。




Dorico の5つのモード

Dorico のワークフローは、設定 / 記譜 / 浄書 / 再生 / 印刷 という5つのモードに分かれ、ツールバーのタブから1クリックで切り替え可能です。ウィンドウの左右と下部の折り畳み式パネルからは各モードの機能にアクセスできます。


効率的なウィンドウ管理

必要に応じて、たとえばあるプロジェクトで、入力 / 編集用に記譜モードのウィンドウを開いておいて、再生を微調整できるようにもう1つのウィンドウを再生モードで開いておく、という使い方もできます。また、同じウィンドウをクリックで切り替えながら作業することも可能です。指揮者の楽譜と楽器奏者のパートをタブで切り替えたり、ウィンドウを縦横に分割して同時に作業することができ、タブの切り離しやタブグループ間のドラッグによる移動も可能です。Dorico はあなたに最適な作業環境を提供し、作業の流れを止めません。



記譜と浄書

Dorico は、伝統的な楽譜に迫る美しさを、最新技術ならではの効率性で実現します。


知的な記譜

Dorico は他のプログラムよりも楽理に精通しています。その知識は多くの音楽家以上かもしれません。あなたが入力を行うと、リズムや音名を洗練されたルールで判断し、最も読みやすい記譜を行います。 音符や小節、音部記号、拍子記号などの挿入 / 削除 / 編集、そして変更内容に応じて、臨機応変に楽譜を最適化します。スムーズに、修整を繰り返すことなく快適に進められる記譜作業は Dorico ならではです。

柔軟な入力と編集

Dorico での楽譜入力はすばやく簡単です。音符はキーボードやマウスで入力でき、覚えやすくカスタマイズも可能なキーボードショートカットと組み合わせれば、さらに高速な入力が可能です。また Dorico は拍子のルールを高度に理解しているため、音楽的脈絡の変化に応じて各音符を柔軟に記譜でき、音符の長さを変えたり、挿入や削除を行った場合も常にリズムを明確に表現できます。



群を抜く浄書能力

Dorico ならば、熟練の職人のように巧みに浄書を行うことが可能です。美しく整った楽譜は正確な初見演奏、リハーサルの短縮にもつながる、大切な要素です。

私たちは最前線で活躍する浄書家や音楽出版社たちの協力のもとで数年に渡る研究を続け、数百に及ぶ書籍や楽譜の研究を行い、最も洗練された浄書アルゴリズムを開発しました。

3000の記号を持つ Bravura フォントの緻密なデザインから、すべての記譜要素の詳細な配置ルールまで、楽譜の外観の隅々に細心の注意が払われています。また Dorico は他のプログラムよりも狭い間隔で記譜を行え、臨時記号のカーニングも適切に行うため、複雑なリズム表記でも乱れずに表すことができます。



パートとレイアウト

フルスコアと楽器パート、多くの楽章を含む楽曲、楽譜とテキスト、画像を複雑に配置したプロジェクトなども、Dorico なら驚くほど簡単に作成できます。

スコアとパート譜の連携

Dorico ではごく自然なやり方で、プロジェクト内の楽譜のフローから、指揮者用のスコアと個々の奏者用のパート譜の両方を個別のレイアウトで作成できます。1つのレイアウトで楽譜に変更を加えると、その楽譜が使われている別のレイアウトにも自動的に反映されますが、その一方でページと組段の外観はレイアウトごとに完全に独立を保つことができます。

強力なプロジェクト管理機能

Dorico はソナタ / 交響曲 / 歌集 / ミュージカル / オペラなど、複数の楽章で構成される音楽を簡単に編集できます。Dorico を使い始めたら、今まで Dorico なしでどうやってプロジェクトを管理していたのか不思議になることでしょう。

Dorico は各プロジェクトファイルに独立した楽譜を「フロー」として必要なだけ含めることができます。各フローは、記譜 / 配置 / 処理を個別に行えるため、どれほど複雑な楽譜でも安心して作成できます。一方で、複数のフローを使用した楽器パートの作成も簡単です。

DTP レイアウト

Dorico は専用ページレイアウトソフトウェア並みの機能を備え、レイアウトを自在に制御可能です。フレーム機能を使うと、楽譜 / テキスト / グラフィックを「フレーム」として好きなように配置できるので、脚注への楽譜配置やテキストページ、ピアノ連弾譜、教材、解説書など、どんな用途のプロジェクトにも対応できます。

また、フレームのプリセット配置を「マスターページ」として定義しておけば、複数のプロジェクトで共用することも可能です。

再生とオーディオ

Steinberg が誇るオーディオエンジンとバーチャルインストゥルメントを搭載した Dorico なら、作成した楽譜を高音質で再生し、オーディオとして具現化することができます。




Steinberg ならではのオーディオエンジン

Dorico は Cubase や Nuendo と同じオーディオエンジンを搭載し、非常にクリアな音質を提供します。Dorico は VST 3 バーチャルインストゥルメントとエフェクトに対応し、HALion サンプリングエンジン、コンプレッサーやブリックウォールリミッターを含むチャンネルストリップモジュールを搭載しています。

ピアノロールを兼ね備えたシーケンサー搭載

Dorico は楽譜を表現力豊かに - 強弱記号やテンポ、装飾音など - 再生しますが、それだけではありません。シーケンス画面を搭載した Dorico では、VST エクスプレッションマップや MIDI 再生時の調整など、高度な操作も可能です。

Dorico 1.1では、記譜と再生のデュレーションの両方が表示されるようになりました。たとえば四分音符にスタッカートで50%の長さに設定すると、濃淡でそれぞれのデュレーションが表示され、視認性に優れます。またコードは別トラックで表示され、コード単独での再生も可能です。



印刷と書き出し

完成した楽譜は、Dorico の詳細な印刷モードでプリントアウトしたり PDF や画像として出力でき、また MusicXML / MIDI / オーディオ形式での書き出しも可能です。



印刷とグラフィックの書き出し

印刷モードでは、お使いのプリンターでプロジェクトをすばやく簡単に印刷できます。また、グラフィックをさまざまな形式で書き出せるため、他の誰かに送信して印刷してもらったり、ページレイアウトソフトウェアに取り込んでさらにプリプレス作業を行なうことも可能です。

読み込みと書き出し

Dorico では、Cubase、他の楽譜作成ソフトウェア、および他の DAW から MusicXML ファイルや MIDI ファイルを読み込むことができます。MusicXML ファイルを書き出すこともできるため、Dorico で開始したプロジェクトを他のアプリケーションに取り込むこともできます。


その他機能詳細

アップデートによる機能追加の予定

Dorico は他のソフトウェアには見られないユニークかつ革新的な機能を数多く備え、楽譜作成に対する新しいアプローチを皆さまにご提示します。また、今後数カ月間での無償アップデートにより、さらに新機能をご提供して参ります。下記はアップデートにて追加予定の機能の例です。

  • 指使い
  • ジャズアーティキュレーション
  • リズムスラッシュ
  • 無音程打楽器の為のより柔軟な記譜
  • 再生機能の向上

Dorico 機能詳細リスト (PDF)

* Dorico に無償アップデートにて追加される機能のリストは、今後の開発状況によっては変更される場合がありますのでご了承ください。

Dorico はこんなあなたにおすすめです

作曲家 / アレンジャー

浄書家 / 楽譜出版社

音楽教師 / 音大生

劇伴作家