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64bit 版アプリケーションについて

2011/08/09 更新

Cubase 6、Nuendo 5 などの DAW ホストアプリケーション および HALion 4、HALion Sonic、The Grand 3 などのバーチャルインストゥルメントには、32bit アプリケーションに加えて 64bit OS 上で動作する 64bit ネイティブアプリケーションが用意されています。

  • Mac OS X / Windows: Nuendo 5.5、Cubase 6、Cubase Artist 6、Cubase Elements 6、Cubase 5、Cubase Studio 5、HALion 4、HALion Sonic、The Grand 3
  • Windows のみ: Nuendo 5.0 ~ 5.1、HALion 3、HALion Player、HALion Symphonic Orchestra

* 個々の対応状況について詳しくは、製品の動作環境もご参照ください。
* Windows 7、Mac OS X 10.6 / 10.7 対応アップデータはこちらから提供しています。


Mac OS X 10.6 / 10.7 / Windows 7 / Windows Vista 64bit 版 共通

  • メモリについて
    64bit OS の最大の利点は、32bit OS より多くのメモリーをコンピューターに搭載できる事です。また 64bit ネイティブアプリケーションは、32bit アプリケーションより多くのメモリーを割り当てることができます。これにより特に、大容量のサンプルコンテンツを含む VST インストゥルメントを使った大規模なプロジェクトなどで、パフォーマンスが向上します。
  • VST Bridge について
    Steinberg の 64bit 版 DAW には、32bit 環境用にプログラムされた VST エフェクト、インストゥルメントを 64bit 環境で使用できるようにするための技術 VST Bridge が搭載されています。この機能はすべてのプラグインに正式対応するものではなく、お気に入りのプラグインが 64bit ネイティブ対応するまでの応急処置としてご活用ください。
    Cubase 5/6、Nuendo 5 に標準搭載しているほとんどのプラグインは VST3 仕様で、64bit にネイティブ対応しています。VST Bridgeを介さず動作するため、より高いポテンシャルとクオリティを提供します。
 

Windows 7 / Windows Vista 64bit 版 OS の場合

  • メモリについて
    64bit 版アプリケーションでは 4GB 以上のメモリをアプリケーションに割り当てることができます。OS のエディションにより、最高で 128GB まで割り当て可能です。コンピューターに対してはメインメモリとして 1TB までインストールすることができます。コンピュータが認識できるメモリ容量の最大値は、使用するメインボード(マザーボード)によって異なります。
    64bit 版の Windows 7/Vista で 32bit アプリケーションを使用することもできますが、その場合 32bit アプリケーションが使用できるメモリ容量は 4GB 未満です(Vista 32bit 版で 32bit アプリケーションを使用した場合の最大割り当て容量は2GBです)。
  • ハードウェア ドライバーについて
    システムにインストールされたすべてのハードウェアドライバーが確実に Windows 7/Vista 64bit に対応している必要があります。
  • プラグインについて
    ご使用になるプラグインが Windows 7/Vista 64bit にネイティブ対応しているか、ご確認ください。
 

Mac OS X 10.6 Snow Leopard / 10.7 Lion の場合

Mac OS X 10.6 以降では、CPU が 64bit 対応 (Intel Core 2 Duo 以降) であれば、64bit アプリケーションを動作させ、多くのメモリを割り当てることができます。一方、32bit アプリケーションの動作も可能です。

  • アプリケーションのモード切替について
    Mac OS X ではひとつのアプリケーションパッケージに 32bit / 64bit コンポーネントが含まれます。
    Finder 上でアプリケーションのアイコンを選択し、「ファイル」メニュー >「情報を見る」を選択すると、モードの切り替えができます。「32 ビットモードで開く」の項目がある場合は、64bit ネイティブアプリケーションです。チェックを入れると 32bit アプリケーションとして、チェックを外すと 64bit アプリケーションとして起動します。
  • カーネルのモード切替について
    Mac OS X 自体は、32bit カーネルと 64bit カーネルを切り替えて起動することができ、カーネルがどちらのモードでも、32bit / 64bit アプリケーションの動作が可能です。
    64bit カーネルの場合は、カーネル領域とユーザー領域間のメモリーデータのコピーなど、OS レベルでいくつかの処理が早くなります。Cubase 6 のような DAW アプリケーションでは、これによりオーディオドライバーとオーディオバッファー間のデータ転送がわずかに高速化しますが、通常体感できるほどの差ではありません。
  • ハードウェアドライバーについて
    32bit カーネルでは、ハードウェアデバイスのドライバーは従来通り動作します。一方 64bit カーネルの場合は、全てのハードウェアのドライバーが 64bit に対応していなければなりません。オーディオデバイス、MIDI デバイスのドライバーが 64bit に対応していない場合は、32bit カーネルモードで 64bit アプリケーションを使用してください。
  • プラグインについて
    32bit ネイティブの VST 2.4 プラグインをお使いの場合、VST Bridge によってプラグインを 64bit DAW 上で動作させる事が可能ですが、ブリッジ変換によるパフォーマンス低下や制限が発生します。主に VST2.4 プラグインをお使いの場合は、DAW アプリケーションも 32bit モードでのご使用をおすすめします。
    PowerPC (PPC) バイナリのプラグインは、VST Bridge を経由しても使用することはできません。
 

64bit 版の機能制限

現在、64bit 版では下記の制限があります。多くはサードパーティコンポーネントの制限によるものですが、真の 64bit 環境にはこれらコンポーネントも含めてトータルで 64bit に対応している必要があります。また、32bit と 64bit のコンポーネントの混在は不可能です (VST Bridge を除きます)。

  • Apple QuickTime (Windows)
    Apple からは現在、64bit 対応の QuickTime for Windows はリリースされていません。QuickTime ムービーの使用は、Nuendo / Cubase の 32bit 版でのみ可能です。
    Apple QuickTime website
  • ビデオコーデック (全般事項)
    64bit 版の Nuendo / Cubase からビデオコンテンツを再生する為には、64bit 対応のビデオコーデックがインストールされている必要があります。詳しくはコーデックの作成元の情報をご参照ください。
  • ReWire サポート
    Propellerhead からは現在、64bit 対応の ReWire コンポーネントはリリースされていません。ReWire を使ったアプリケーションの連携は、Nuendo / Cubase の 32bit 版でのみ行えます。
    Propellerhead website
  • スコアエディターからの楽譜印刷 (Mac)
    現在、Nuendo / Cubase の 32bit 版でのみ行えます。
 

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