サラウンド
Cubase 4 が、モノラルまたはステレオの信号を単にマルチチャンネルにミックスするだけの DAW アプリケーションと大きく異なる点は、マルチチャンネル・オーディオ信号パス(入力から出力まですべてのパス)にあります。録音を開始すると同時にマルチチャンネルのサラウンド・ファイルを作成でき、マルチチャンネル対応のミキサー・チャンネル・ストリップを使用して、録音されたトラックの編集やミックスを行うことができます。また、モノラル信号、ステレオ信号、マルチチャンネル信号の数が多くなった場合でも、1 つのプロジェクト内での処理、およびミックスが可能です。さらに同様の作業がエフェクトやバスを含む信号パス全体においても可能です。
1 本のミキサー・チャンネルには、サラウンド・ミックス全体またはサラウンド構成に含まれる単一スピーカー・チャンネルを割り当てることができます。ミキサーのサラウンド・パン機能は、サラウンド空間におけるチャンネル配置を視覚的に行うことができます。Cubase 4 では、サラウンド・サウンドのミックス専用に開発されたマルチチャンネル対応プラグインを使用することができます。また、Cubase 4に付属する VST3 対応のプラグインはオーディオ・トラックのチャンネル構成に従ってモノラル~ 6 チャンネルに動的に切り替わります。
完成したミックスは、別売のオプション・エンコーダー・プラグインを使用して Dolby Digital (AC3) および DTS サラウンド・フォーマントへのエクスポートが行えるほか、Windows 版に関しては WMA Pro コーデックを使用したエクスポートも可能です。さらに Cubase 4 は、最新のオーディオ圧縮技術である MP3 サラウンドにも対応しています。
* 2006 年 11 月現在 Dolby Digital および DTS Encoder はCubase 4 に対応しておりません。今後アップデートにて対応予定です。






