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VST Expression 2

VST Expression は Cubase 5 と共に紹介され、Cubase 6 において大幅に拡張された革新的機能です。最新版の VST Expression 2 は Note Expression、Expression Map、VST Dynamics という三つのコアテクノロジーから成り立っています。

Note Expression

Cubase 6 で初めて搭載された Note Expression 機能は、全く新しいやり方で MIDI コントローラー情報の編集を可能にします。これまでのようなキーエディター下部のコントローラーレーンにかわり、Note Expression では MIDI ノートイベントに直接付随した形でコントローラーデータを表示/編集することができます。

これによりコントローラーはより論理的、かつ音楽的な意味を持ちます。ノートイベントと、関連付けられたコントローラーデータはユニットとして扱われ、ノートの移動、コピー、複製、削除などの編集にコントローラーも追従します。
そして Note Expression エディター上で、コントローラーを正確、かつ直観的に編集することが可能です。

MIDI の制限は、コントローラー情報の特性に起因していました。ポリプレッシャー(ポリフォニックアフタータッチ)などの例外を除き、モジュレーション、ピッチベンド、チャンネルメッセージなどのコントローラー信号はチャンネル単位の信号であり、一つのノートに対するアーティキュレーションデータは同じトラック/チャンネルで同時に鳴る他のノートにも影響を与えていました。

VST 3 テクノロジーにより、Cubase 6 ではこのような MIDI コントローラー情報の限界を突破することに成功しました。新しい "VST 3 コントローラー" イベントにより、ポリフォニックの MIDI ノートイベントに対しても個別にアーティキュレーション信号を送ることができます。これによって、たとえばギターコードのトップノートにだけチョーキングを加えたり、同様の楽器を用いつつも複数の演奏家たちの情感や個性が溶け合う、実際のストリングスアンサンブルに迫ることができます。

もちろんこのためには、この新しいコントローラーメッセージ "VST 3 コントローラー" に対応したインストゥルメントが必要です。これをいち早く実現したインストゥルメントが HALion Sonic SE と HALion Sonic 1.5、そして HALion 4 です。

従来:アーティキュレーションデータが同時発音するすべてのノートに影響
 
Note Expression:コード内の個別のノートをアーティキュレーションコントロール
 

Expression Maps

Expression Map は楽譜上の記号と音源のアーティキュレーションを橋渡しします。
アーティキュレーションは、楽器をどんな奏法で、つまりどんな表情で演奏するかという要素です。たとえば弦楽器に対してピチカートではなく弓を使え、トランペットにミュートを付けろ、というような指定(奏法指示)や、スタッカートやレガート、グリスなど個々の音符に対する指定(奏法属性)を用います。これによって同じ楽器でも異なる音色が生まれるため、これらを模した近年の音源でも奏法毎に音色のバリエーションを備えており、通常これらは演奏に使われない低音域を使った「キースイッチ」と呼ばれるノート信号によって切り替えられます。

Cubase では、MIDI やインストゥルメントトラックにおいて Expression Map に対応した音色を使用した場合、マップでの設定に従って、アーティキュレーションの変更が反映されます。Cubase は MIDI パートのスコアエディターに記載された奏法記号を認識し、音源に対して、キースイッチやプログラムチェンジ、ベロシティなどの情報を送信することで音色バリエーションや音量を切り替えます。

Cubase 6 が内蔵する HALion Sonic SE は、Expression Map に対応したトラックプリセットを搭載しています。これらのプリセットは末尾に "VX" と記されており、音色、アーティキュレーションを切り替えるキースイッチ、そして設定されたカスタムマップがセットになっています。

また、HALion Sonic SE はカスタムマップがない状態でも、直接 Cubase 6 にキースイッチ情報を送信することができます。Cubase 6 のインスペクターから「エクスプレッションマップ」を開き、「キースイッチを読み込み」を選択すれば、マップで指定されたアーティキュレーションがコントローラーレーンで使用可能になります。

 

VST Dynamics

ピアニッシモ、フォルテッシモ、そしてクレッシェンド ―
Cubase 6 では、スコアエディター上のダイナミクス記号をすべてキーエディター上の「アーティキュレーション/ダイナミクス」レーンでも扱えるようになりました。

VST 3.5 対応インストゥルメントを使えば、ダイナミクスを用いたパートの音色変化も瞬時に反映されます。さらに、ダイナミクスマッピング機能により、ベロシティ、ボリューム、そして任意の MIDI CC の三つのコントローラー情報を使って極めて正確に調整することができます。

 

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